2016年11月23日

葬儀を行うのに必要な医師や行政機関の発行する書面

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遅かれ早かれ誰にでも死が訪れます。一般的に臨終になれば医師の立会いの下で死亡が確認され、死亡診断書を発行してもらって行政機関へ死亡届を提出し、火葬許可証をもらうなど、葬儀を行う手続きを進めることが必要になります。医師の見届けのない場所で亡くなった時には警察へ一報を入れる必要があります。この場合は警察の処置、判断を待ってから葬儀を行う手続きに入ります。葬儀場を病院が教えてくれることもありますが、インターネットで地域の葬儀場、数か所を候補に選んで開催日時や会場広さ、費用等、必要事項を尋ねて適当と判断される所に申し込むことになります。喪主はじめ遺族が葬儀の方法を決めたら葬儀社に連絡し、具体的な内容を取り決めれば葬儀の流れについて詳細を伝えてくれるので、後は職員の作業に任せることができます。葬儀社では喪主側の指定する場所へ遺体を搬送し、遺体を清めてから納棺を行います。喪主側は葬儀社と葬儀の日時や会場の調整を終えたら直ちに関係する親族や友人、知人等に葬儀の日時や会場を連絡します。通夜、告別式への会葬者数にもよりますが、親類縁者や喪主の友人、知人等に頼んで受付や会計担当作業あるいは、会葬者の世話や香典整理をしてもらうこともあります。

なお、会場に会葬者の現れるのが途絶えたら早めに通夜を終了するのが最近のしきたりのようですから、故人を偲ぶ通夜振る舞いも短時間で終わらせる傾向があります。告別式では読経の続く中で喪主、遺族、親族、一般会葬者の順に焼香を行い、終了したら遺族代表の謝辞があって告別式が終了します。その後、棺に故人ゆかりの花などを入れて会葬者全員で故人に別れをし、棺を乗せた霊柩車と共に会葬者も火葬場へ行きます。喪主側が火葬場で火葬許可証を提出し、最後のお別れをして棺が火葬されます。火葬が終わったら拾骨して骨壺へ納めて遺族が自宅へ持ち帰ります。火葬場では火葬許可書に火葬日時を記入した火葬許可証が喪主側に戻されるので、埋葬許可証として、後日、納骨する際に提出することになります。納骨時には埋葬許可証を提出することが必要ですから原本を紛失しないことです。

● 参考サイト
葬儀の常識!前田の日常
http://www.maedanonitizyo-sogi.net/